やたら保険に詳しく保険屋の回し者ではない中立的な第三者が運営しているバカまじめなサイトです。

メニュー

閉じる
間違いだらけの生命保険 > 医療保険各社徹底検証 > こくみん共済の基礎知識&民間医療保険を選ぶメリット

こくみん共済の基礎知識&民間医療保険を選ぶメリット

【目 次】
  1. そもそもこくみん共済って?全労済って何?
  2. こくみん共済の医療保障
  3. こくみん共済よりも民間医療保険が優れているポイント
  4. 医療保険を検討しているすべての方へ

全労済の「こくみん共済」と言えば、誰もが一度は耳にしたことがある有名な保険ですね。

お手頃で身近な存在であるこくみん共済は、昔から、社会人になったとき、結婚したとき、子どもが生まれたとき、など、人生の節目においてまず検討する保険とされてきました。

最近ではテレビCMでこくみん共済を知ったという人も多いのではないでしょうか。

ここでは、まずこくみん共済の概要、こくみん共済の医療共済商品を説明し、近年顧客数を伸ばしている民間医療保険とこくみん共済との違いについて解説していきます!

こくみん共済を検討している人や民間医療保険を検討している人はもちろん、漠然と「医療保険に加入しようかなぁ」「今の保険を見直したい」という人にも役立つ情報をご紹介します。

そもそもこくみん共済って?全労済って何?

こくみん共済とは全労済が展開している保障の一つで、「医療安心タイプ」「総合保障タイプ」「キッズ満期金付プラン」からなります。

こくみん共済以外にも全労済では賠償保障や住まいの保障なども扱っています。

全労済は、組合員からお金を集めて、そのお金を共同の財産とし、組合員にトラブルがあった場合には、その共同財産から経済的保障をするという「相互扶助の精神」で成り立つ協同組合です。

民間保険会社もこの相互扶助の精神を基本としていますが、営利を目的としないという点で、協同組合は民間保険会社とは異なります。

協同組合は、農業や漁業、商工など、分野ごとに作られ、それらを担う人々が主に組合員となりますが、全労済では出資金を支払うことで、誰でも組合員になることができます。

こくみん共済の医療保障

こくみん共済において、民間の医療保険と同じ位置づけとなるのが「医療安心タイプ」です。

ここでは、医療安心タイプの保険料と保障内容、そしてこくみん共済ならではの特徴についてお伝えします。

こくみん共済「医療安心タイプ」の保障内容

医療安心タイプの保障内容は以下です。入院・手術はもちろんのこと、通院や先進医療、死亡・重度障害まで基本保障に含まれています。

医療安心タイプの保障内容
入院したとき 入院日額6,000円給付。
※日帰り入院を含む入院1日目~180日まで。
手術したとき 1回につき60,000円給付。
※全労済所定の日帰り手術も保障。
通院したとき 通院日額2,000円給付。
※通院1日~90日分まで。
先進医療を受けたとき 最高600万円まで給付。
※入院共済金が支払われる場合。
死亡・重度の障害が残ったとき 50万円給付。
※障害は1級・2級と3級の一部。
※すべて、交通事故・不慮の事故や病気等によるものの場合とする。

こくみん共済「医療安心タイプ」の加入年齢と保険料

医療安心タイプに加入できるのは、満0歳~満59歳までの健康な人です。

保険料は何歳であっても一律2,300円/月。

満60歳までなら、何歳で加入しても保険料は同じなので安心です。


こくみん共済「医療安心タイプ」の保障期間

医療安心タイプの保障期間は最高満60歳の契約満了日までとなります。

60歳以降も保障が欲しいなら、満60歳~満65歳までは「医療安心60歳移行タイプ」、満65歳~満70歳までは「医療安心65歳移行タイプ」に契約更新をすることが可能です。(自動更新)

こくみん共済「医療安心タイプ」のメリット
  • 掛金が一律で割安だから、中高年時での加入も安心。
  • 基本保障に、通院保障・先進医療保障・死亡保障・後遺障害保障まで含まれている。
  • 過去の割り戻し金を受け取ることができる。
  • 入院給付金が民間の医療保険の一般額(5,000円)よりも1,000円高い。
  • 入院日額保障日数が180日と民間の医療保険(60日)の3倍もある。

医療安心タイプのメリットの中で、民間医療保険にはない、こくみん共済ならではのメリットが赤文字部分の3点です。

まず、掛金が割安で一律というのは、こくみん共済の代名詞のようなものですね。

医療安心タイプの掛金は、一律2,300円/月!

民間医療保険では保険料が高くなりだす40~50歳代でも2,300円/月で加入できるのは嬉しいメリットです。家計の負担をぐっと減らすことが可能になります。

また、基本保障が幅広いのも、こくみん共済ならでは!

民間医療保険では、入院・手術が基本保障となり、死亡保障や先進医療保障、通院保障は特約を付加しなければ保障となりません。

しかし、こくみん共済の医療安心タイプなら、余分な掛け金なしですべて保障されるので安心です。

そして、一般の医療保険で聞かないのが「割り戻し金」ですね。

割り戻し金とは、毎年の事業年度(6/1~翌年5末)での決済で剰余が発生した場合に、共済契約者に戻されるお金のことです。

割り戻し率と額は、加入している商品や、商品の契約期間などによって異なり、2014年度の医療安心タイプの場合の割り戻し率は約20.0%で割り戻し金は460円/月でした。

こくみん共済の場合、そもそもの保険料が安いことだけでもメリットですが、このように割り戻し金があることで、実質的にはかなりリーズナブルになるのが大きな魅力と言えるでしょう。

こくみん共済「医療安心タイプ」のデメリット
  • 終身保障ではない。
  • 年齢によっては掛け金が高い場合がある。
  • 人によっては不要な保障まで主契約に含まれている。
  • 先進医療保障の給付額が少ない。
  • 特約がない。

医療安心タイプの一番のデメリットは、保障が終身でないことです。

現代の医療保険の主流は割安の終身です。しかし、医療安心タイプは満60歳までの定期。

希望者には同じ掛け金のまま、満60歳~満65歳までの「医療安心60歳移行タイプ」と満65歳~満70歳までの「医療安心65歳移行タイプ」に契約更新をすることができますが、実はここが大きな落とし穴!

今までと掛け金が同じというのは良い面ではあるのですが、その分保険金額が医療安心タイプの半分以下になってしまうのです。

実は、こくみん共済を解約して入院日額5,000円⇒10,000円と大幅アップしたにも関わらず、保険料が年間18,000円節約できました。詳しくはこちらのページをご覧ください。

医療安心60歳移行タイプと65歳移行タイプの保障内容(共済掛け金:2,300円/月)
医療安心60歳移行タイプ 医療安心65歳移行タイプ
入院したとき 入院日額3,000円給付。
※日帰り入院を含む入院1日目~180日まで。
入院日額2,000円給付。
※日帰り入院を含む入院1日目~180日まで。
手術したとき 1回につき30,000円給付。
※全労済所定の日帰り手術も保障。
通院したとき なし
先進医療を受けたとき 最高300万円まで給付。
※入院共済金が支払われる場合。
死亡・重度の障害が残ったとき 20万円給付。
※障害は1級・2級と3級の一部。
15万円給付。
※障害は1級・2級と3級の一部。

このように、60歳以降では、共済掛金が2,300円/月と変わらないにも関わらず、保障内容が大幅に劣化してしまいます。

実際、病気のリスクが高まる年代に保障が少なくなるのはとても心配ですよね。

しかも、更新を続けて「医療安心65歳移行タイプ」まで加入したとしても、結局は満70歳で保障は終了し、その後は何もなくなってしまいます。

また、医療安心タイプは「安い」というイメージですが、若い人にとっては民間医療保険に加入する方が割安になります。40歳ぐらいまでなら、民間医療保険を選ぶ方が確実にリーズナブルです。

それに、医療安心タイプでは、民間医療保険では特約扱いとなる先進医療や死亡保障まで主契約に含まれていますが、この分は保険料を上げている要因です。

実は、私はこのカラクリを知ったことで、民間の医療保険に変えただけで、入院日額5,000円⇒10,000円と大幅アップしたにも関わらず、保険料が月額1,500円も安くなりました。

そのため、「少しでも保険料を安くしたい」「先進医療保障や死亡保障は他の保険に付けている」という人にとっては、無駄になります。

しかも、先進医療が付いているといっても、最高600万円までで、民間医療保険の先進医療保障額(平均2,000万円)に比べると、劣っているのは明らか。

特約の概念がないこくみん共済では、不要な保障を外すことができないため、不要な部分に対してずっと保険料を払っていくことになります。

ここまで、こくみん共済「医療安心タイプ」の内容、メリット・デメリットをご紹介しました。

医療安心タイプは、負担の少ない掛金で、幅広い基本保障を得られる点ではとても優れている商品です。

しかし、残念ながら、メリット以上に気になるデメリットが多いのは気になるところですよね。とくに保障が一生涯ではない点は、そもそも定期目的でない人にとっては致命的。

全労災には、一生涯の保障がある「終身医療プラン」もありますが、保障内容は入院と手術の2つのみという非常に心もとない内容となっているため、おすすめはできません。

一生涯の保障があって、保障内容が充実していて、なおかつ保険料が安い、という医療保険を求めるなら、やっぱり民間医療保険を検討するのがベストです。

こくみん共済よりも民間医療保険が優れているポイント

こくみん共済は昔から人気ですが、実は民間医療保険にはこくみん共済を上回る点が多くあります。

ここでは、こくみん共済よりも民間医療保険の方がとくに優れている点を5つピックアップして紹介します。

終身タイプが圧倒的に多く良い商品が多い。

日本人の平均寿命は、男性が80.50歳 、女性が86.83歳(※)と長く、年々伸びています。

そのため、元気で若いうちに、高齢になってからの健康リスクに対して確実に備えておきたいという人が増えています。

この傾向から、多くの保険会社の主力商品は終身医療保険となっており、各社がしのぎを削っています。

結果、商品は短期スパンでリニューアルされ、次から次へと新しくて中身が充実している商品が登場しています。

※平成26年版厚生労働省「簡易生命表」2014年分より。

保険料が安い。

こくみん共済も「安い」ことで有名ですが、実は民間医療保険の方がこくみん共済よりもリーズナブルです。

30歳男性で入院日額保障5,000円のプランに加入した場合の保険料(月額料金)
こくみん共済 オリックス生命 アフラック メットライフ生命
2,300円 1,582円 1,510円 1,632円
※アフラックは通院なしプラン、メットライフ生命は基本保障プラン・七疾病での入院保障延長なしで試算。

いかがでしょうか?

人気医療保険すべてがこくみん共済よりも大幅に安価です。しかも、30歳で加入すれば、この価格で一生涯保障を持つことが可能!

とてもおトクだと思いませんか?

実は、民間保険に乗り換えるだけで、こくみん共済よりも保障が充実。しかも、保険料がかなり安くなります。詳しくはこちらのページをご覧ください。

注意ポイント

こくみん共済と民間医療保険の保険料を比較するときに注意すべきポイントは加入年齢です。

こくみん共済の場合は、何歳で加入しても(0歳~満59歳の範囲内)保険料は2,300円/月です。

しかし、民間医療保険では、保険料は加入した年齢で決まり、年齢が高いほど保険料は高くなります。そのため、安いといっても、加入年齢によっては、こくみん共済より安いとは言えません。

たとえば、オリックス生命の新CUREに50歳で加入した場合、月々の保険料は3,172 円(※)となり、こくみん共済よりも高くなります。こくみん共済よりも安価な保険を民間で探すなら、加入年齢を十分に考慮することが必要です。

ただし、一生涯の保障が必要な場合は、保険料が少し高くなったとしても、民間医療保険を選ぶ方がおすすめです。

こくみん共済に70歳まで加入して、その後に民間の終身医療保険に切り替えるという方法もありますが、70歳で加入した場合の民間医療保険料は非常に高額。新CUREなら、月々6,842 円にもなります。

70歳以降、医療保険だけで月々6,842 円も支払うのは現実的ではありませんね。

しかも、医療保険は、既往症があれば加入が難しくなります。70歳まで一つも病気をしないと言い切ることは難しいでしょう。やはり、終身を求めるなら、早めに民間医療保険に入ることです。

※入院日額保障5,000円プラン、男性の場合。


特約があるので保険を自由にカスタマイズできる。

民間医療保険では、主契約を充実させる特約が豊富で、主に以下のようなものがあります。

主な特約一覧
特約 内容
長期入院特約 主契約の入院給付金支払限度日数を超えて入院となった場合でも入院給付金が受け取れる。
三大疾病(入院・一時金・払込免除)特約 三大疾病(がん・心疾患・脳卒中)になった場合、入院給付金が上乗せされたり、一時金が支給されたり、以後の保険料が免除になったりする。
女性疾病入院特約 女性特有の病気(乳がん・子宮疾患・卵巣疾患など)になった場合、入院給付金が上乗せされる。
通院特約 給付金対象となる入院後に通院が必要な場合、通院1回ごとに給付金が受け取れる。
先進医療特約 先進医療を受けたとき、その技術料が受け取れる。
死亡・高度障害特約 死亡または高度障害になった場合に保険金が受け取れる。

こくみん共済に特約はありませんが、民間医療保険では、欲しい保障を自由に付加することが可能です。

そのため、自分にぴったりのオリジナル保険を完成させることができるのです。詳しくはこちらのページをご覧ください。

サービスが充実している。

民間医療保険には、主に以下のような医療相談サービスがあります。

  • 24時間健康電話相談サービス
  • セカンドオピニオンサービス
  • 専門医紹介サービス
  • 糖尿病専門サポートサービス
※保険会社によってサービス内容は異なる。

医療保険加入者専門のサービスはすべてが無料。健康上の不安をいつでも専門家に相談できるのは安心ですね。

医療相談サービスは加入している間はずっと利用できるので、終身医療保険であれば一生涯利用できるということになります。

保険選びをサポートしてくれる保険専門FPを利用することができる。

医療保険は生命保険の中でもっとも種類が多くあるため、自分一人で必要な保障を考えて保険を選ぶのは至難の業です。

でも、そんな多くの商品の中からあなたにぴったりの医療保険を見つける方法があります。それは、複数の保険商品を扱うことができる保険専門FPを利用することです。

保険専門FPは、保険加入希望者の予算や欲しい保障、家族構成やライフプランに合わせて、数ある医療保険の中から本当に役立つ商品を見つけてくれ、個々の希望に合わせた保障プランニングをし、加入手続きから加入後のフォローまで、すべてサポートしてくれます。

しかも、相談料は無料で、何度でも相談OK.。これなら保険が苦手な人も安心ですね!
初めて医療保険を検討する人も、保障見直し検討中の人も、ぜひ利用してみましょう。

注意ポイント

保険専門FPは、民間医療保険専門です。

そのため、保険専門FPは、こくみん共済の申込方法案内や申込手続きをすることはできません。

こくみん共済の具体的な相談に関しては、保険専門FPではなく、全労済窓口や共済ショップへ行きましょう。

ただし、ここで相談できるのは、あくまで全労済商品のみとなります。幅広く医療保険を検討したいなら、数多くの民間医療保険を案内できる保険FPを利用した方が良いでしょう。

民間医療保険では、加入者にとって嬉しい特徴がこのように5つもあります。せっかく医療保険に入るなら、少しでもメリットが多い方が良いに決まっていますよね。

こくみん共済にとくにこだわりがないのであれば、お得な民間医療保険で検討してみてはいかがでしょうか。

以下に、上記で紹介した、オリックス生命・アフラック・メットライフ生命・ひまわり生命の保障内容を紹介します。

オリックス生命 アフラック メットライフ生命
入院したとき 5,000円/1日(60日まで)
※七大疾病で入院した場合は120日まで、三大疾病で入院した場合は無制限となる。
5,000円/1日(60日まで)
※5日未満の入院なら、一律入院給付金日額×5日分(2.5万円)が給付される。
5,000円/1日(60日まで)
手術したとき 入院:10万円/1回
外来:2.5万円/1回
入院(重大手術)
:20万円/1回
入院(上記以外)
:5万円/1回
外来:2.5万円/1回
入院:10万円/1回
外来:2.5万円/1回
骨髄ドナー:5万円/1回
先進医療を受けたとき 技術料通算2,000万円まで なし。
※総合先進医療特約あり。
・技術料通算2,000万円まで
・一時金5万円
放射線治療を受けたとき なし 5万円/1回
※入院しなくても給付。
なし
通院したとき なし
※がん通院特約あり。
なし
※通院ありプラン選択可。
なし
※通院あんしんプラン選択可。
※各商品、入院日額保障5,000円のもっともベーシックなプランを掲載。

医療保険を検討しているすべての方へ

これから医療保険に加入しよう、見直しをしようと思っているなら、先述した保険専門FPを利用するのがおすすめです。

保険専門FPなら、オリックス生命やアフラック、メットライフ生命の商品はもちろんのこと、その他多くの保険会社の商品を取り扱うことが可能であるため、たくさんの中からあなたにぴったりの医療保険を案内することが可能です。

また、インターネットから確認できる決まったプランだけでなく、あなたの希望に合わせた自由設計が可能であるため、より具体的に検討ができるようになります。

もちろん「保険がわからないので仕組みから知りたい」「まずは情報収集だけしたい」という人にも保険専門FPの利用はおすすめ!

保険専門FPは、保険会社の営業員ではないため、無理やり保険に加入させるような行為をすることはなく、保険の基礎知識から商品選び、見直しまで丁寧にわかりやすく説明してくれます。

保険FPは以下3社を通じて無料で手配し、無料で利用することができます。

【訪問専門】平均相談実績1,000件以上のベテランFPが多数在籍しています。

個々に合う保険選びや設計、手続きに加え、家計の節約・貯蓄まで、お金に関するすべてのことを相談することが可能。

保険のビュッフェでは、従来の保険販売スタイル(押し売り)に疑問を持ってFPとなった人たちの中から、独自の厳しい審査基準で提携FPを選んでいるため、勧誘の心配は一切ありません。

また、FPと相性が合わない場合は、無料で何度でも変えてもらうことができます。

【訪問・店舗】全国の保険ショップと提携。ショッピングセンターや駅前にある店舗がほとんどなので、お仕事帰りやお買い物のついでなどに気軽に利用することができます。

女性FPを希望することも可能なので、女性専用医療保険や学資保険の相談もおすすめです。

【訪問専門】利用者の満足度は94%と非常に高品質なアドバイスで人気です。

ライフステージごとの保険相談や、見直しを考えている人にはとくにおすすめ。全国で無料のマネーセミナーも実施しています。

保険料に無駄がなく、保障に不足のない、完璧な医療保険を選ぶなら、保険専門FPの利用は必須です。気軽に利用してみましょう!

close