やたら保険に詳しく保険屋の回し者ではない中立的な第三者が運営しているバカまじめなサイトです。

メニュー

閉じる
間違いだらけの生命保険 > 学資保険各社徹底検証 > 住友生命「こどもすくすく保険」と「たのしみキャンバス」を徹底検証

住友生命「こどもすくすく保険」と「たのしみキャンバス」を徹底検証

国内生保最大手の一つとも言える住友生命。

その住友生命から販売されている学資積立保険に「スミセイのこどもすくすく保険」と「たのしみキャンバス」という2種類の商品があります。

当ページでは、住友生命2種の学資積立保険の特徴やメリット・デメリット、気になる返戻率を詳しく検証し、貯蓄性を求めるなら選ぶべき商品かどうかを解説しています。

また、貯蓄性を一番に考える場合の学資保険の探し方も紹介しています。

【目 次】
  1. スミセイのこどもすくすく保険ってどんな保険?
  2. たのしみキャンバスってどんな保険?
  3. 住友生命2つの学資カンタン比較表
  4. 結局、学資積立は住友生命を選ぶべき?
  5. 学資は貯蓄性の高さを一番に考えたい方へ

1. スミセイのこどもすくすく保険ってどんな保険?

特徴

「こどもすくすく保険」は、親が子どものために学資金を貯めるためのスタンダードなタイプの商品です。中学・高校・大学入学時と、子どもの成長の節目ごとに学資祝金を受け取ることができるのが特徴です。

契約可能年齢
  • 被保険者となる子ども:0~9歳
  • 契約者となる大人:男性18~72歳/女性16~75歳
満期と学資祝金受取時期

満期は18歳時・22歳時の2パターンから選ぶことができます。

満期18歳の場合の受取時期は12歳・15歳・18歳の計3回、満期22歳の場合の受取時期は12歳・15歳・18歳・22歳の計4回となり、それぞれのパターンで以下のように受取割合が異なります。

満期 受取時期と割合
18歳 12歳 15歳 18歳
基本保険金額の10% 基本保険金額の10% 基本保険金額の100%
22歳 12歳 15歳 18歳 22歳
基本保険金額の10% 基本保険金額の10% 基本保険金額の30% 基本保険金額の100%

「こどもすくすく保険」の学資祝金の受け取りイメージは以下です。

◆学資祝金の合計受取額120万円/18歳満期/保険料払込期間12年/子ども0歳で契約の場合

このように、契約がスタートしたら、積立をしながら節目で学資祝金を受け取り、満期時に満期祝金を受け取り終了となります。貯まった学資金を満期時に受け取る必要がない場合には、住友生命所定の利率で据え置くことも可能です。

特約

「こどもすくすく保険」には必要に合わせて以下3つの特約を付加することができます。

こども入院保障充実特約

入院に対して一時金が給付される特約です。

不慮の事故やケガ、病気による1日以上の入院、または骨髄幹細胞の採取手術のために入院が対象となります。入院前の検査や病院で使う日用品の購入など、入院準備に役立てることができます。

こども総合医療特約

入院・手術・放射線治療に対する特約です。

入院給付金

不慮の事故やケガ、病気によって1日以上の入院、または骨髄幹細胞の再手術のために入院した場合、「入院日額×入院日数」が給付されます。

入院給付金の支払限度日数は、60日型・180日型・360日型から選ぶことができ、通算1,000日が限度となりますが、がん治療のための入院の場合は限度を超えて給付されます。

手術給付金

傷害や病気によって公的医療保険対象の手術を受けた場合に給付金を受け取ることができます。骨髄ドナーとしての手術も対象となります。ただし、創傷処理は保障対象とはなりません。

放射線治療給付金

放射線治療を受けたときに一時金が給付されます。

指定代理請求特約

受取人が保険金を請求できない状況にある場合、あらかじめ指定しておいた代理請求人が変わりに給付金や保険金を受け取ることができます。この特約に限り、特約保険料はかかりません。

メリット

①満期時までに定期的に学資祝金を受け取ることができる。

18歳満期の場合は12歳・15歳、22歳満期の場合は12歳・15歳・18歳と学資祝金を受け取ることができるため、意外に物入りな中学・高校入学も安心です。

また、満期まで保険料を払い続けるだけでなく、間でお金が入ることで、積立に対するモチベーションを維持することができます。

②満期保険金は100万円~1万単位で指定することができる。

家庭の予算や教育方針、将来確実に受け取りたい金額に合わせて満期保険金を細かく指定することができるため、過不足なく学資金を積み立てることが可能です。

③払込免除特則がある。

契約者が契約期間中に死亡もしくは高度障害になった場合、保険料の支払いは免除され、学資祝金に関しては契約通り満額受け取ることが可能になります。

大黒柱である大人(父親が多い)を保険契約者にしておくと、万一の際も安心です。

デメリット

①学資祝金を分割で受け取るため貯蓄性はあまり期待できない。

学資保険は、運用期間を長く取って一括で受け取る方法がもっとも高い貯蓄性を期待できます。

しかし、この「こどもすくすく保険」は分割して受け取るスタイルであるため、学資祝金を受け取るごとに貯蓄額は減り、その分返戻率は期待できないのが難点です。

②特約を付加すると貯蓄性が下がる。

こども入院保障充実特約とこども総合医療特約は特約保険料がかかります。そのため、これらの特約を付加すると、支払った保険料の一部が特約に使われるため、その分貯蓄性は下がります。

各自治体には乳幼児医療費助成制度があり、小さいうちはほとんど医療費がかからないため、学資保険に貯蓄性を求めるなら、敢えて医療特約を支払う必要はないでしょう。

③学資祝金の受取割合を指定することはできない。

18歳満期の場合は12歳時:10%・15歳時:10%・18歳時:100%、22歳満期の場合は12歳時:10%・15歳時:10%・18歳時:30%・22歳時100%と学資金の受取割合が決まっており、契約者や被保険者の希望によって受取割合を自由に指定することができません。

そのため、受取時期に欲しい額がコース内容と一致しない場合は、選ぶ必要のない商品と言えるでしょう。

保険料と返戻率

ここでは、例として、18歳満期タイプの場合の保険料と返戻率をご紹介します。

年齢
(契約者/被保険者)
払込み期間 月払保険料 払込み総額 返戻率
25歳/0歳 12年 7,937円 1,142,928円 約104.9 %
15年 6,483円 1,166,940円 約102.8 %
18年 5,515円 1,191,240円 約100.7 %
30歳/0歳 12年 7,945円 1,144,080円 約104.8 %
15年 6,492円 1,168,560円 約102.6 %
18年 5,527円 1,193,832円 約100.5 %
40歳/0歳 12年 7,996円 1,151,424円 約104.2 %
15年 6,552円 1,179,360円 約101.7 %
18年 選択不可
※契約者・被保険者ともに男性の場合。

肝心な貯蓄性ですが、「こどもすくすく保険」の場合、このように返戻率は100%を超えるところが魅力ではありますが、実際にはそれほど高いとは言えません。

しかも、医療特約を付加すると返戻率は100%を確実に切ります。特別「こどもすくすく保険」にこだわりがないのであれば、他社商品も検討することをおすすめします。

実際、返戻率100%前後程度であれば、わざわざ保険を使ってお金を貯める必要はないとも言えます。

せっかく保険を使うなら、「こどもすくすく保険」をはるかに上回る、返戻率279.5%の商品で検討しませんか?詳しくは、こちらのページをご覧ください。

2. たのしみキャンバスってどんな保険?

特徴

「たのしみキャンバス」は、個人年金保険を学資利用したもので、一定年齢まで積み立てをした後、年金受取可能時期に来たら貯めた分を年金原資として受け取ります。イメージは以下です。

年金の受取期間は受取開始から5年間で、受取開始日直前に1年間の受取回数を1回・2回・4回・6回・12回から選ぶことができます。

契約可能年齢

子ども:0~8歳

「たのしみキャンバス」は学資保険ではなく個人年金保険であるため、子ども自身が契約者となります。親は関係ありません。

保険料払込満了年齢と年金受取開始年齢

保険料払込満了年齢、年金受取開始年齢ともに10~18歳から選ぶことができます。

※契約年齢によって選べる満了年齢や受取開始年齢は異なります。

特約

指定代理請求特約

「たのしみキャンバス」では、代理請求人が変わりに給付金や保険金を受け取ることができる指定代理請求特約のみとなります。付加をしても保険料は一切かかりません。

メリット

①払込期間中に分割してお金を受け取ることがないため貯蓄性が期待できる。

「たのしみキャンバス」は、「こどもすくすく保険」のように契約途中に貯蓄した額の一部を受け取ることはありません。支払った保険料はすべて将来受け取る資金のために積み立てられるため、高い貯蓄性が期待できます。

②契約に関して親の情報は一切関係ない。

学資保険の場合、保険料や返戻率には親の年齢が、契約そのものには親の健康状態が影響します。そのため、親の年齢が高い場合は保険料が高額になり、親の健康状態が悪ければ契約不成立となることもあります。

しかし、「たのしみキャンバス」では、子どもの情報だけで契約となるため、親の事情によって学資保険契約が難しい場合も安心して検討することができます。

③保険料割引制度がある。

「たのしみキャンバス」には【たのしみランク】という保険料割引制度があり、割引前の月払保険料が15,000円(年1回払いや年2回払いの場合は月払いに換算した額)を超える場合に適用され、返戻率は0.5%アップするようになっています。

つまり、積み立てる額を大きくすればするほどおトクに将来の資金を準備することができるのです。

デメリット

①親に万一のことがあった場合の保障はない。

「たのしみキャンバス」は学資保険ではなく個人年金保険であるため、親が死亡または高度障害になった場合の保険料払込免除はありません。

ちなみに、子どもに万一のことがあった場合にも保険料払込免除はありません。ただ、払込保険料相当額の死亡給付金は支給されます。

②年金の受取期間を選ぶことができない。

年金の受取期間は5年のみとなり、自由に期間を変更したり、据え置きしたりすることはできません。

③途中解約をすると払込保険料総額を下回る。

「たのしみキャンバス」は、年金受取時の金額は払込保険料を上回りますが、途中で解約すると払込保険料を下回ってしまいます。そのため、継続して積み立てをする自信がない場合は、この商品の契約はやめておいた方が良いでしょう。

保険料と返戻率

ここでは、例として、毎月1万円ずつ積み立てしていくパターンと1.5万円ずつ積み立てしていくパターンを紹介します。第1回年金受取時期18歳時(高校3年の1月)でシミュレーションしています。

◆月払保険料10,000円の場合

年齢 払込期間 第1回
年金額
第2回以降
年金額
年金受取総額 払込保険料
総額
返戻率
0歳 12年 53.40万円 26.70万円 160.20万円 144万円 約111.2%
15年 65.42万円 32.71万円 196.26万円 180万円 約109.0%
18年 76.96万円 38.48万円 230.88万円 216万円 約106.8%
4歳 12年 選択不可
15年 47.18万円 23.59万円 141.54万円 132万円 約107.2%
18年 58.86万円 29.43万円 176.58万円 168万円 約105.1%
8歳 12年 選択不可
15年 選択不可
18年 41.34万円 20.67万円 124.02万円 120万円 約103.3%
※子どもの性別は男性。

◆月払保険料15,000円の場合

年齢 払込期間 第1回
年金額
第2回以降
年金額
年金受取総額 払込保険料
総額
返戻率
0歳 12年 80.50万円 40.25万円 241.50万円 216万円 約111.8%
15年 98.64万円 49.32万円 295.92万円 270万円 約109.6%
18年 116.02万円 58.01万円 348.06万円 324万円 約107.4%
4歳 12年 選択不可
15年 71.14万円 35.57万円 213.42万円 198万円 約107.7%
18年 88.74万円 44.37万円 266.22万円 252万円 約105.6%
8歳 12年 選択不可
15年 選択不可
18年 62.34万円 31.17万円 187.02万円 180万円 約103.9%
※子どもの性別は男性。

上記の表からわかる通り、「たのしみキャンバス」は子ども年齢ができるだけ低い時に高い積立額で始めると貯蓄性が期待できます。

逆に、大きくなって始めた場合の返戻率は100%をわずかに超える程度となり、あまり貯蓄目的で加入するのは意味がないと言えます。

ちなみに、返戻率279.5%を超える保険商品もあります。せっかくなら、貯めたお金が倍以上になって返ってくる商品で検討してみるのがおススメです。

詳しくは、こちらのページをご覧ください。

3. 住友生命2つの学資カンタン比較表

住友生命が販売する2つの学資保険を簡単に比較できるようまとめてみました。どちらにしようか検討する際や他社学資と見比べるときに参考にしてください。

こどもすくすく保険 たのしみキャンバス
保険の種類 学資保険 個人年金保険
契約可能年齢 子ども:0~9歳
大人:男性18~72歳/女性16~75歳
子ども:0~8歳
払込期間 12年or15年or18年 10~18年
※契約年齢によって異なる。
受取時期 ・18歳満期:12歳・15歳・18歳
・22歳満期:12歳・15歳・18歳・22歳
10~18歳
※契約年齢によって異なる。
死亡時の対応(子) 既払込保険料相当額(既に給付している学資祝金分は差し引き)が給付され、契約は消滅する。 既払込保険料相当額が給付される。新たに契約者を設定して契約を続行することができる。
死亡時の対応(親) 払込免除特則により、保険料の支払いはストップして、学資祝金は受け取ることができる。契約は消滅しない。 保険契約に関係がないため、何も保障はなし。
医療保障 ・こども入院保障充実特約
・こども総合医療特約
なし
指定代理請求特約 あり あり
貯蓄性 契約者・被保険者ともに年齢が低くても、返戻率100%をわずかに超える程度。それほど貯蓄性があるとは言えない。 子ども年齢が低いときに払込期間12年を選ぶと返戻率110%を超えてくるため比較的貯蓄性は高いと言える。また、月の積立額が1.5万円を超えると割引制度適用となり、返戻率は0.5%アップされる。

4. 結局、学資積立は住友生命を選ぶべき?

住友生命ではタイプの異なる2種類の学資積立保険があるため、予算や教育方針に合わせて選べる点が魅力ですね。

しかし、学資積立のために住友生命を選ぶかどうかで考えると、「選ぶのはおすすめできない」と言えます。それは、学資保険でもっとも重要なのは貯蓄性であるにもかかわらず、住友生命の商品では高い貯蓄性を期待することはできないからです。

学資積立保険は、商品の柔軟性や保障の充実さも必要ではありますが、そもそも学資保険は将来の教育費を作るために始めるものなので、シンプルに貯蓄性だけを考えて選ぶのがベストです。

貯蓄性の高さを求めるなら、こちらのページをご覧ください。実は住友生命の学資積立保険をはるかに上回る、返戻率279.5%を誇る驚異の貯蓄保険があります。

5. 学資は貯蓄性の高さを一番に考えたい方へ

貯蓄性の高い商品を見つけるためには、インターネットでいろんな保険商品の資料を集めるという方法もありますが、実はあまりおすすめはできません。

なぜなら、本当に貯蓄性の高い商品はインターネットや通販ではほとんど知ることができないからです。

貯蓄性の高い商品は、内容を十分に理解してもらうために保険会社の営業員や保険専門FPから直接説明が必要になります。そのため、インターネットや通販では紹介はしていても、実際には資料提供をしていない場合がほとんどなのです。

実はこのことを知らない人がとても多く、学資保険を探しているほとんどの人はインターネットや通販商品の中で比較的貯蓄性の期待できる商品を選んで加入しています。

この場合、将来受け取ることができる額は、払込保険料のわずかプラス程度となり、あまりおトクにはなりません。

しかし、直接説明を受けて加入する貯蓄保険では、払込保険料をはるかに上回る額を将来手にすることができます。詳しくはこちらのページをご覧ください。

学資相談をするなら保険会社?保険専門FP?

貯蓄性の高い商品に出会うためには、保険会社か保険専門FPに相談する必要があります。以下の比較表から自分に合う方を選びましょう。

保険会社 保険専門FP
相談相手 営業員 ファイナンシャルプランナー
得られる情報数 1社分のみ 複数社
勧誘の有無 あり ほぼなし
相談料金 なし なし
どんな人に向いているか 「この保険会社」と決めている人 ・いろんな保険会社の情報をほしい人
・勧誘を気にすることなく、じっくりと相談をしたい人

保険会社と保険専門FPを比較してみると、おすすめは保険専門FPです。それは複数の生命保険商品の情報を一度に入手できるからです。

この保険会社が良いと決めていたとしても、実際に積立保険を紹介してもらったら、思っていたのと違うということもあります。また、他社商品もやっぱり見てみたいということにもなるかもしれません。

その場合、また別の保険会社を探して相談をしなければいけなくなります。

しかし、保険専門FPであれば、紹介してもらった商品が気に入らなければ、その場で他の商品を紹介してもらうことができるのです。

あらかじめ複数の情報が欲しいと伝えておけば、複数商品の返戻率と保険料シミュレーションを準備してくれます。これなら手間が省けて良いですね。

また、保険専門FPなら勧誘の心配をしなくて良いというのも嬉しいポイントです。保険というとどうしてもしつこい売り込みのイメージがありませんか?

勧誘されるのが嫌で保険検討を後回しにしてしまう人も実はけっこうたくさんいます。でも、学資積立保険は、少しでも早くに始めなければ十分な返戻率を期待することはできません。

遅くなればなるほど損になります。だからこそ、早めに保険専門FPに相談しておきましょう。

保険専門FPは紹介する複数の保険の中から好きなものをお客様に選んでもらえれば良いため、無理に特定の商品を売り込んでくることはありません。もちろん、情報集めのためだけの利用でもOKです。

保険専門FPを探すなら

保険専門FPは保険相談会社を通して手配をします。

最近では学資金積立のために保険専門FPを利用する人が増えているため、数多くの保険相談会社がありますが、もっともおすすめなのは「保険のビュッフェ」です。

保険のビュッフェでは数ある保険相談会社の中でも、顧客満足度92%を誇ります。リピーターも多く、利用世帯はなんと1カ月に4,000世帯!

学資積立に関しては学資保険という枠にこだわらず、とにかく貯蓄性の高いベストな商品を提案してくれます。実際に、他社学資の倍以上のリターンとなる商品で契約となる家庭も多いのが事実です。

しかも、自宅や指定場所までFPが資料を作って訪問してくれるため、わざわざ会社に行く必要もなく、便利です。小さな子供がいる家庭にはとても助かりますね。

保険のビュッフェのFPは、平均経験年数8.3年とベテランばかり。子育てマネーアドバイザーの資格を持っているFPも多いので、安心して教育資金の貯蓄について相談することができます。

close