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病院の差額ベッド代や傷病手当金制度から考える医療保険

医療保険は、病気やケガによって入院・手術をしたときに給付される保険です。

でも、「健康保険で実際に負担する医療費は3割になるから医療保険はいらない」「職場で何らかの保障があったはずだから医療保険には入らない」という声もあります。

ここでは、病院の差額ベッド代や傷病手当金制度から、医療保険の必要性について考えてみましょう。

【目 次】
  1. 差額ベッド代
  2. 傷病手当金制度
  3. 差額ベッド代や傷病手当金制度から考える医療保険の必要性
  4. 自分にとってベストな医療保険を選ぶ方法

1. 差額ベッド代

よく聞く「差額ベッド代」とは?

差額ベッド代とは、入院時に収容人数4人以下の特別療養環境室を利用した際に発生する室料のことです。

差額ベッド代は健康保険対象外(高額療養費も対象外)であるため、全額自己負担となりますが、その分より良い環境の中で入院生活を送ることができます。

★注意★

  • 差額ベッド代は、診療ごとに一律設定されている診療報酬や食事療養費とは異なり、医療機関が自由に決めることができるため、医療機関によって大きく異なります。
  • 病状に関係なく、同意書を提出することで特別療養環境室を利用することができますが、患者が費用のかからない大部屋を希望しているにもかかわらず、病院側の都合で特別療養環境室での入院となった場合には、差額ベッド代は発生しません。

特別療養環境室の設備とは?

特別療養環境室は室料が発生するため、無料で利用できる大部屋よりも設備が豪華になっています。

部屋の対象人数が少なくなればなるほど、設備内容が良くなる傾向にあります。

特別療養環境室の設備例
種類 設備
特別室(1人) 浴室、トイレ、洗面台、電話、テレビ、保冷庫、応接セット、ミニキッチン、電子レンジ、DVDプレーヤーなど。
個室(1人) トイレ、洗面台、電話、テレビ、保冷庫、ミニ応接セットなど。
2、3人部屋 トイレ、洗面台、電話、テレビ、保冷庫など。
4人部屋 共用トイレ、共用洗面台、テレビ、保冷庫など。

おおむね、部屋の種類と設備は上記の通りです。ただ、医療機関によって準備している部屋の種類と設備内容は異なります。

特別室や個室に関してはさらに細かく分かれていて、一般病棟とは違って見晴らしの良い高層階にあったり、レストランや売店などに近い便利な場所にあったりと、より良い環境で入院生活を送ることができるよう工夫されています。

特別療養環境室が向いている人、大部屋が向いている人

特別療養環境室は、空きさえあれば患者の意思で自由に選ぶことができます。

ただ、部屋のグレードが良くなればなるほど、当然差額ベッド代は高額に…。実際、どういう人が特別療養環境室向き、大部屋向きなのかを見ていきましょう。

特別療養環境室が向いている人
  • 見知らぬ大勢の他人と寝食を共にしたくない人
  • 仕事関係などの見舞客が多い人
  • 他の人がいることで病気の回復に良くない影響が考えられる人
  • 部屋に病院らしからぬ雰囲気を求める人

など。

特別療養環境室を利用する一番のメリットは自分の空間を確保できることです。

大部屋の平均人数は6人。

ただでさえ、病気で不安なのに、急に見知らぬ大勢の他人と生活をすることは強いストレスになることも考えられます。

金銭的に特別療養環境室を選べるのなら、ゆっくりと療養できる個室以上の部屋を選ぶのがベストでしょう。

また、大部屋では、見舞客が頻繁に訪れることは他の入院患者にとって迷惑になるため、ゆっくりと面会する時間を持つことはできません。

家族以外の見舞客が多い人も個室以上の部屋が良いでしょう。

あとは、大手術を控えている場合や、精神的な疾病によって入院する人も、大部屋でない方が安心です。

特別療養環境室は、部屋のグレードが高ければ高いほど、病院とは思えないほど豪華な雰囲気になります。

もちろん病院にもよりますが、中にはホテルのスイートルームのような病室を備えているところもあります。

入院に対して不安の大きい人や、「病院」ならではの雰囲気が苦手な人は、特別療養環境室を選んだ方が精神的な安心を得られるでしょう。

大部屋が向いている人
  • 金銭的にゆとりがない人
  • 軽度な疾病やケガによって入院する人
  • 大勢でいる方が安心する人
  • 病室に多くを求めない人

など。

大部屋を選ぶ最大のメリットは差額ベッド代が発生しないことです。

そのため、できるだけ入院費用を抑えたいなら、大部屋を利用しましょう。

大部屋で入院をすれば、必要なのは健康保険対象の治療費のみで済みます。

病室では必要な医療行為と寝食さえできれば良いという人も大部屋向きです。

また、大手術を伴わない軽度な症状による入院や短期間の入院の場合も大部屋が良いでしょう。

大部屋には、常に同じ症状の人が一緒にいるという安心感もあります。

入院に対して不安がある人は、設備の充実さが期待できる個室よりも、周りに人がいる大部屋を選ぶことも良いかもしれません。

差額ベッド代、具体的にはいくらかかるの?

特別療養環境室を検討する上で、もっとも気になるのが、やっぱり室料です。以下の価格が差額ベッド代の相場になります。

差額ベッド代相場
種類 1日あたりの差額ベッド代相場
1人室 7,812円
2人室 3,130円
3人室 2,878円
4人室 2,509円
※厚生労働省「主な選定療養に係る報告状況(平成27年度)」より

いかがでしょうか?思ったよりも高くないと感じた人も多いかもしれません。

しかし、差額ベッド代は入院療養費とは別に発生する費用です。

たとえば、1人室を10日間利用した場合は、7,812円×10日=78,120円かかります。総額で考えるとやはり負担が大きいとわかりますね。

また、上記価格はあくまでも平均額。

都市圏の差額ベッド代は高額な傾向にあり、個室で15,000円~20,000円/1泊、特別室で30,000円~50,000円/1泊程度かかる医療機関も少なくありません。

元気な今は、「もったいないから大部屋で十分」と思うかもしれませんが、いざ病気となったら「特別療養環境室でゆったりと体を休めたい」と感じるかもしれません。

お金がないから大部屋しか選べないというよりも、備えがあるから入院する部屋を自由に選べるという方が安心です。やはり差額ベッド代は事前に備えておいた方が良いでしょう。

差額ベッド代はどれぐらい備えておくべき?

差額ベッド代は利用したい部屋の相場×10日分以上を用意しておくと安心です。

最近では短期入院が主流で、軽度の症状であれば5日未満で退院となることも少なくありませんが、手術を伴う入院に関しては、10日以上の入院となる場合がほとんど。

そのため、やはり差額ベッド代は10日分以上で準備しておくのがベターでしょう。

2. 傷病手当金制度

医療保険を考える上で、差額ベッド代の他にもう一つポイントとなるのが、傷病手当金制度です。


会社員ならではの特典「傷病手当金制度」

傷病手当金とは、業務外においての病気やケガが原因で会社を休業し、会社から報酬を得られないときに健康保険や各種組合から支給されるお金のことです。

最長1年6か月支給されます。

対象者は健康保険や各種組合に加入する会社員のみで、国民健康保険に加入する自営業者は対象となりません。まさに会社員ならではの特典と言えます。

傷病手当金制度がもらえる条件

傷病手当金がもらえる条件は4つ。

以下4つのいずれかの該当ではなく、すべて該当しなければ給付とはなりません。

I. 業務外においての病気やケガが原因で休業すること

ポイントは「業務外」という点です。

会社を休む理由が業務中の病気やケガの場合は労災保険(休業補償給付)の対象となるため、傷病手当金制度の対象にはなりません。

また、美容整形など病気とは認められないケースについても対象外となります。

傷病手当金はあくまで業務中の要因によらない病気やケガによる休業の場合のみ対象となります。

II. 体が仕事に従事できる状態でないこと

病気やケガの原因が業務外であったとしても、仕事ができる状態であれば給与対象となるので、傷病手当金をもらうことはできません。

会社の上司や総務・療養担当者が病状を考慮し、仕事内容を工夫しても従事できる状態でないということがポイントになります。

III. 連続する3日を含む4日以上休業すること

傷病手当金の支給対象となる日までに3日間の待期期間があり、連続する3日を含んで4日以上休業している必要があります。

つまり、1日休んで1日勤務し、また2日休んだ場合、休業期間は合計3日にはなりますが、休業日が連続していないため、待期期間とはみなされません。

IV. 休業中に給与の支払いがないこと

傷病手当金は、業務外での病気やケガによって働くことができない(=報酬を得ることができない)場合に支給されるものであるため、休業していたとしても給与が支払われているときは傷病手当金の支給対象にはなりません。

ただし、給与が傷病手当金よりも少ない場合は、その差額が支払われます。

傷病手当金制度の支給額、いくら期待できる?

傷病手当金制度による支給額は、以下の通りです。

たとえば、各月の標準報酬月額を平均した額が30万円の場合、

300,000円÷30日×2/3=約6,600円/1日となります。

傷病手当金は土日祝関係ないため、この場合の1か月の支給額は、

6,600円×30日=198,000円となります。

普段の給与と比較すると、「少ない」と感じるかもしれませんが、給与では厚生年金等が引かれているため、実際には受け取る給与より若干少なくなる程度です。

万一休業した場合のことを考慮して、一度試算してみましょう。

また、傷病手当金受給中に出産があり、出産手当金を受け取る場合、出産手当金よりも傷病手当金の方が高くなれば、その差額が支給されます。

そのため、休業中でも出産費用がないということはないので安心です。

3. 差額ベッド代や傷病手当金制度から考える医療保険の必要性

① 入院したら大部屋を選ぶつもりでも医療保険は必要?

医療保険があった方がベター。

特別療養環境室ではない大部屋の場合は、差額ベッド代が発生しないので、その分入院費は節約することができます。

治療費や生活費を自分の貯蓄で賄えるなら必要ありません。

ただし、何が原因で入院になるかはわかりません。

軽度な症状による入院であれば大部屋でも問題ありませんが、万一重大手術を伴う入院となれば個室の方が良い場合もあります。

いざというときのために備えるのが保険。

だからこそ、どういう状況になっても慌てないように、医療保険で備えることができれば安心です。

② 傷病手当金のある会社員なら医療保険は不要?

⇒医療保険があった方がベター。

傷病手当金額は月収で考えるとおよそ従来給与の2/3程度ありますが、このお金は生活費を賄うもので、別途かかる医療費を賄うもではありません。

そのため、傷病手当金があるからと安心しきっていると、痛い目に合うことも…。
医療保険で医療費分を確保しておくのがおすすめです。

③ そもそも貯蓄が十分にある場合でも医療保険に入った方が良い?

⇒医療保険は不要。

貯蓄が十分にあるなら医療保険は不要です。

保険専門FPに相談すると、そのお金を大きく膨らませることができる年金型や投資型の有利な保険を紹介してくれるので、一度検討してみましょう。

④ 医療保険では差額ベッド代以外に何を賄ってくれる?

⇒治療に必要な費用を賄ってくれる。

医療保険は、入院給付金のほかに手術給付金があります。そのため、手術を受けた場合もお金が出ます。

他には、先進医療給付金や三大疾病治療給付金など、病気を治すために役立つ保障がある商品も多く、入院治療に必要な費用を賄うことができます。

⑤ 絶対に医療保険が必要なのはどんな人?

⇒貯蓄がない人と自営業者。

入院費を賄う貯蓄がない人と、傷病手当金がない自営業者の人は医療保険が必須です。

医療保険は安い掛金で入院に必要なお金を備えることができるため、早めに加入を検討しておきましょう。

通販やインターネットでは、入院日額保障5,000円や10,000円のパッケージプランしか販売していませんが、保険専門FPに相談すると、保険料が割安になる入院日額保障5,000円までのプランや、逆に保障を十分に手厚くした入院日額保障10,000円以上のプランを選ぶこともできます。

4. 自分にとってベストな医療保険を選ぶ方法

病気やケガになったときの不安が大きいあまり、保障が十分過ぎる商品を選んでしまうと月々の保険料で生活が圧迫してしまうこともあります。

一方、安ければ安い方が良いと思うあまり、保険料だけで商品を選んでしまうと実際の入院費を賄うことができないこともあります。

保険は商品の対象年齢内であれば、基本的にはいつでも加入していつでも解約することができますが、次加入したいと思ったときに健康でなければ加入できません。

後悔しないためにも、せっかく医療保険を考えているのなら、自分にベストな医療保険を見つけましょう。

保険専門FPを使った保険選び

家を借りるときに不動産仲介業者を利用するように、結婚式の準備をするときにウェディングプランナーを利用するように、保険を選ぶときにも、その道のプロを利用するのが得策です。

保険でいう、その道のプロとは、保険専門FPのこと。保険専門FPを利用すると、具体的には以下のようなサービスを受けることができます。

  • 保険が必要かどうかの相談
  • 加入中の保険が適切かどうかの診断
  • 保険料を節約する方法のアドバイス
  • 各保険会社のメリット・デメリット比較紹介
  • 個々の予算に合わせた商品設計
  • 保険加入仲介
  • 保険金請求手続き
  • 保険見直しプラン作成
  • 保険解約・減額手続き
  • 効率の良い貯蓄プラン設計
  • 老後の必要資金計算
  • 子育てマネー相談
  • 住宅ローン相談
  • 社会保障制度案内

など。

いかがでしょうか?かなり幅広くサポートしてくれると思いませんか?

医療保険を検討しているあなたにとっては、とくに「保険が必要かどうか」であったり、「個々の予算に合わせた商品設計」であったりが気になることでしょう。

もちろん、近隣医療機関の差額ベッド代目安やあなたの傷病手当金額に合わせて設計してくれるので安心です。

また、自分である程度保険を調べてみたものの、どこの保険会社が良いのか決めかねているという人にとっては、専門的な視点から「各保険会社のメリット・デメリット比較紹介」をしてくれるのは助かりますよね。

他には、貯蓄や子育てマネー、住宅ローンなどの相談にも対応してくれるので、今回の医療保険相談に限らず、保険専門FPはお金に関する一生涯のパートナーとして考えることができます。

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